コピーワークの基本

セールストークに相当するものです。

商品を美しく見せるだけでは、どのような機能や特徴があるのかわからない。

それをコピーワークで補う。

「やせて見える」というコピーで、それまで売れなかったワンピースが売れた例もある。

音声を使ってコピーをナレーションで表現する方法もあるが、ここでは文字を使う場合の情報スペースコレクション・ポイントを述べることにする。

電子カタログは画面の大きさが決まっているので多くのコピーを表示できない。

小さな文字でくどくどと説明しても読まれない。

電子カタログというメディアに合ったコピーワークが必要だ。

▼見ておもしろい(ファン・ツー・シー)。

▼印象に残るキーワード(インプレッシブ・キーワード)。

▼短く簡潔(シンプル&ショート)。

FIS(三つの頭文字をとったもの)が電子カタログのコピーワークの基本です。

コピーは短ければ短いほどいい。

俳句的な表現でも通じればいい。

シンプルで短いことが第一条件。

「この本を読めば競馬に勝つ方法がわかるでしょう」では長い。

「必勝1競馬」で十分だ。

次は見ておもしろいこと。

読んでおもしろいのではない。

一瞬の視線を捉えるためには、読んでもらうのではなく見てもらう。

「亀の子たわしあります」「亀の子タワシ一〇〇円」ではどちらが情報スペースコレクション的なインパクトがあるか。

「たわし」と「タワシ」、見てすぐに商品としてイメージできるのは後者。

「あります」とコ○○円」、購買に結びつきやすいのは後者です。

商品写真と関連づけて印象に残るキーワードを探す。

たとえば小型軽量のデジタルビデオカメラ。

特徴だけで一〇項目以上ある。

これを一言で表現などできない。

そんなときには使いたいと思うシチュエーションを考えればいい。

「スパイに使おう」、「子どもの笑顔が優しくなった」など。

写真をコピーで説明する必要はない。

写真をコピーが補完すればいいのだから。

インターネットや情報スペースコレクションでは世界がマーケット。

日本語だけでなく英語を併記することが一般的になりつつある。

英語表現でもファン、インプレッシブ、シンプルというポイントさえ押さえておけば単語を並べるだけでいい。

流暢な英語にしようと思うとかえって妙な表現になってしまう。

単語の羅列で十分伝えたい内容は伝わるものだ。

商品の価格やサイズ、カラーなどのスペックはショーカードに相当する。

いつも同じフォーマットで、読者を迷わせないようにすることが大切。

時に商品より大きいスペックを見ることがあるがいただけない。

商品写真をメインにスペックは小さく、商品のそばにレイアウトする。

売れるコピー表現の企画、検証にも情報スペースコレクションの活用が欠かせない。

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