マーケティング情報スペースコレクション
従来のSISやマーケティング情報スペースコレクションからアウトプットされる情報を分析した経験から、経営者やマーケターは顧客の住所、年齢、収入などの静的データからは価値ある情報が得られないことを学んだ。
一方、取引データやPOSデータなど動きのある動態データにこそ欲しい情報があるということがわかった。
常に変化するマーケット情勢や顧客動向を把握し、タイムリーに環境変化に対応するためには動態データが必要なのだ。
動態データを取ろうと思えば、膨大なトランザクションデータを毎日繰り返し集めなくてはなりません。
最低でも三~五年は時系列でためる必要があります。
これを実行するためには従来のメインフレームでは限界がありました。
ギガ(一〇億バイト)単位、テラ(一兆バイト)単位の容量が必要で、コストがかかる上に拡張性もない。
データウェアハウスは巨大な容量を持つデータの格納庫です。
増殖するデータを集め続けるという処理も難なくできます。
ハードウェアの価格が低下しCPU(中央演算処理装置)の処理能力が飛躍的に向上した。
二年ごとに同一価格で二倍のパフォーマンスが得られます。
大容量の記憶装置の低価格化も進みます。
パソコンでさえハードディスクの容量は、一ギガ以上が標準仕様になっています。
それが二〇万円前後で買えるのです。
データウェアハウスは、従来に比べ10分の一以下のコストで導入できるようになりました。
各部門から上がってくる日々のデータを心置きなく格納できます。
容量が足らなくなればいつでも拡張できます。
システム部門に依頼する手間はいりません。
蓄積されたデータは自由に加工できます。
いま欲しいデータが、その瞬間に手に入るようになったのです。