データウエアハウス
企業が持つすべてのデータを自由自在に活用し、経営の意志決定やマーケティングに活用できないでしょうか。
という発想から生まれたのがデータウェアハウスです。
一言でいうとデータの格納庫。
アクセスしやすい場所に集中的にデータを集め蓄積する。
生データでもサマリー(加工されたデータ)でもいい。
エンドユーザーの使いやすい形でためるのだ。
データウェアハウスは独立した情報スペースコレクションと考えられます。
企業は基幹業務をはじめとして、各部門や支店がさまざまなデータを保有しています。
基幹業務はメインフレーム、部門管理のデータはワークステーションで、そして個人の業務データはパソコンで・・・。
それらが管理され運用されている場所はバラバラになっている。
これをデータウェアハウスで集中管理するのだ。
こうすることによって、企業に存在する膨大な情報の中から必要な情報を効率的に引き出して利用できます。
業務ではなく情報としてデータを活用したい。
戦略的情報システム(SIS)の構築は企業の長年のテーマでした。
しかし基幹業務と情報系をひとつの大きなシステムで運用することは問題がありました。
それは基幹系システムと情報系システムの役割と性格の違いに起因する。
たとえば銀行業務。
預金、出金、振り込みなどの基幹業務はストップさせることはできません。
システム設計や開発のスピードは基幹業務が優先され、情報系システムはどうしても後回しになってしまいます。
ある銀行では顧客の収益性をはかる平均残高を見たいと思っても、いまだに手計算をするしかないという状態だ。
制約の多いメインフレームから情報を引き出すには、時間と手間がかかりすぎた。
基幹業務は従来どおりメインフレームで行い、情報系のシステムは別のシステムに移行して速く簡単に見られるようにしたい。
それがデータウェアハウスの出現によって可能になったのです。